【AGAとは?】薄毛の進行度をセルフチェックしてみよう

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【AGAとは?】薄毛の進行度をセルフチェックしてみよう

抜け毛の本数が増えてきた、おでこが以前よりも広くなっている気がする、髪の毛にコシがない…。薄毛が気になり始めたら、最初に疑うべきはAGA。

その聞き慣れない言葉に不安を覚える人も少なくないでしょう。ここでは、AGAの基本知識はもちろん、AGAの原因について詳しく解説します。また、あなたの薄毛の進行度をセルフチェックもできるので、是非参考にしてくださいね。

AGAとは

AGA(Androgenetic Alopecia)とは「男性型脱毛症」とも呼ばれる脱毛症の一種です。AGAは男性の頭頂部や前頭部・生え際の髪の毛がどんどん薄くなる特徴があり、進行性の病気です。早い人だと思春期を過ぎた二十歳頃から発症します。

AGA(男性型脱毛症)の年齢別の発症率

日本には1600万人以上の男性がAGAによって薄毛や抜け毛に悩まされているといわれており、その年齢別の発症率は以下の通りです。※男性の人口は2016年10月時点

←下表はスマホだと左右にスクロールできます→

年齢層 男性の人口 AGA発症率 AGAの推定人口
20~29歳 630万人 6% 37.8万人
30~39歳 788万人 12% 94.5万人
40~49歳 926万人 32% 296.3万人
50~59歳 769万人 44% 338.3万人
60~69歳 881万人 51% 449.3万人
70~79歳 637万人 61% 388.5万人

AGAは日本人男性の約34%(20~79歳:1604.7万人)が発症している可能性があるのです。20代のAGAの発症率を見るとたったの6%ですが、人口に換算すると37万人もおり、薄毛に悩む若者が多いことが伺えます。また、AGA発症率の割合が急増する年齢は40代というのも一つの特徴です。

AGAは進行性の病気。治療や対処をしなければ髪の毛はどんどん抜け落ちてしまい、年を重ねるごとに薄毛が目立つようになってしまいます。

AGAの原因

AGAは、さまざまな要因が複合的にからみあって発症します。そのなかでも、AGAの原因として最低限理解しておくべきなのは以下の5項目です。

  • 男性ホルモン←AGAの主な原因
  • 遺伝
  • ストレス
  • 食事
  • 生活習慣

それぞれについて解説していきます。

1.男性ホルモン

AGAになる主な原因は男性ホルモンの影響です。通常、髪の毛にはヘアサイクル(毛周期)があり、3~6年で生え変わります。一定の期間が過ぎると自然に抜け落ち、その同じ毛穴からまた新しい髪の毛が生えてくるのです。しかしAGAの症状が現れる人は、脱毛ホルモンと呼ばれる「ジヒドロテストステロン(DHT)」によりヘアサイクルが乱れ、成長期が早く終了してしまいます。

AGAのメカニズム
~ジヒドロテストステロン(DHT)が薄毛になる理由~

男性ホルモンの一種である「テストステロン」が、毛根近くの皮脂腺から分泌される「5αリダクターゼ」という還元酵素と結びつくことにより「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変化します。

AGAのメカニズム

このDHTが毛乳頭細胞にある男性ホルモンレセプター(受容体)と結合することにより、ヘアサイクルが乱れて髪が抜けてしまうのです。

2.遺伝

残念ながら、薄毛は遺伝する可能性があります。

上述した通り、AGAは男性ホルモンによる影響が最も強いといわれています。ホルモンの分泌量は生まれつき決まっており、脱毛を誘発する還元酵素「5αリダクターゼ」の量が多い人は抜け毛が多くなる傾向にあります。

 ◎AGAの原因が「遺伝」の理由
男性の性染色体はXYで、X染色体を母親から、Y染色体を父親から受け継いでいます。母方の祖父が薄毛の場合、母親から受け継ぐX染色体を通じて孫であるあなたにもAGAになりやすい体質の遺伝子が受け継がれる確率が高くなります。詳しくは「【悲報】AGAは遺伝する!父・母からハゲ遺伝子を受け継ぐ仕組みとは」をご覧ください。

3.ストレス

過度のストレスが溜まると人間の体内にある自律神経のうちのひとつである交感神経が緊張してしまい、血管が収縮します。その結果、頭皮に十分な血液が行き届かなくなり、薄毛の原因になってしまいます。

というのも、髪の毛は毛母細胞が分裂したり増殖することで成長しています。毛母細胞は発毛に必要な栄養素や酸素を血液から運んでいることから、血行が悪くなると髪の毛の成長が妨げられ、抜け毛を引き起こしてしまうのです。

4.食事

栄養バランスのいい食生活はAGAを予防するために非常に大切です。脂肪分や動物性タンパク質が多い食事(肉・魚・牛乳・卵など)が中心だと、頭皮から皮脂が過剰に分泌され、毛穴を詰まらせる原因になってしまいます。

また、塩分や糖分を多く含む食べ物も血の巡りを悪くしてしまいます。「髪の毛にはこれさえ食べていれば大丈夫」という特定の食材はありません。基本は三大栄養素とビタミンやミネラルをバランスよく摂取することが大切です。

5.生活習慣

偏食や運動不足、喫煙、睡眠不足といった生活習慣は、AGAの原因と密接に関係しています。これらは血行不良を引き起こし、毛根への栄養供給を妨げてしまいます。また、お酒も飲み過ぎると頭皮への弊害が出てしまいます。生活習慣を改善して規則正しい生活を意識することが、頭皮の環境を良くために必要なことなのです。

あなたはどの段階?AGAの進行度をチェックしよう

AGAの症状は放っておけばどんどん進行します。今どの程度の進行度なのかを把握する方法として「ハミルトン・ノーウッド分類」をご紹介します。

 ◎AGAの豆知識
ハミルトン・ノーウッド分類とは…アメリカのJ・B・ハミルトン医師が男性型脱毛症の進行パターンを7つのステージに分類したもので、全世界(特に欧米)でAGAの診断基準として使用されています。

AGAは薄毛の進行状況に応じて「Ⅰ型~Ⅶ型」までの7つのステージに分類できますが、読み進める前に理解しておくべき重要なことは、あなたの薄毛の進行状態によってはAGA治療を行ったとしても効果が見込めなくなってしまうということ。

初期の段階であれば治療の効果を期待できますが、AGAが進行してしまうと自毛植毛が必要になる可能性もあるのです。早期治療が基本だと心得て、あなたの進行度を確認してくださいね。

AGAの第1段階

まずはAGAの初期症状である3つの進行パターンをご紹介します。

ハミルトン・ノーウッド分類(AGAの第1段階)

  • Ⅰ型:ヘアサイクル(毛周期)が正常な状態。抜け毛がまだ始まっていないか、始まっていたとしても本人や周囲の人は気付かない程度であり、髪の毛の再生が追いついている状態。
  • Ⅱ型:生え際から薄毛の進行が徐々に始まっており、本人も薄くなってきたことを実感しているレベル。自然脱毛の範囲を超えて、相対的に抜け毛が多くなっているものの、見た目にはまだ問題のない状態。
  • Ⅱ Vertex型:Ⅰ型が進行して生え際が後退している状態。頭頂部に関してもO型に薄くなり、抜け毛が目立つ状態。※Vertex型とは、日本人に多いAGAの症状であり、頭頂部が主体で薄くなっていく進行状態のことをいいます。

AGAの第2段階

第2段階に入ると薄毛の悩みが深刻化する人が多くなります。周囲の目が気になったり、頭髪を鏡でチェックする人が増える傾向が。

ハミルトン・ノーウッド分類 (AGAの第2段階)

  • Ⅲ型:生え際から薄毛の進行が目立ち始め、髪全体のボリューム感がなくなってきた状態。
  • Ⅲ Vertex型:Ⅲ型の状態に加えて、頭頂部の薄毛がO型に進行してきた状態。
  • Ⅳ型:前頭部から頭頂部にかけて抜け毛が多くなり、薄毛がかなり進行している状態。

AGAの第3段階

AGAの症状が第2段階よりも更に悪化し、なかには治療を施しても回復を見込めない場合もあります。

ハミルトン・ノーウッド分類 (AGAの第3段階)

  • Ⅴ型:生え際から頭頂部にかけて薄毛がさらに進行しており、髪の毛のない部分(ハゲた箇所)がはっきり分かるレベル。生え際と頭頂部の薄くなったところが微妙につながっているような状態。
  • Ⅵ型:生え際から頭頂部にかけて、毛のないところがかなり広がり、ハゲがほぼ進行しきった状態。
  • Ⅶ型:前頭部から頭頂部まで全体的にハゲが進行している状態。

AGAは早期治療が大切

病院に足を運ぶことを面倒に思ったり、薄毛治療が恥ずかしいという気持ちから先延ばしにしてしまうと、その間もどんどんAGAは進行していきます。以下の症状が見られたときは早めの治療をオススメします。

  • 髪の毛が細くなっている、軟らかくコシがない
  • 生え際が以前と比べて広がっている気がする
  • 髪の全体的なボリューム感がなくなっている
  • 抜け毛が多くなった気がする、起床後の枕に抜け毛が目立つ
  • 風呂上りは地肌が目立つようになった

AGAが進行し、生え際や産毛がなくなってしまうと回復は難しくなります。そうなれば、ハゲの悩みは死ぬまで付きまといますし、「あのときに病院に行っていれば」と一生後悔することになってしまいます。

あなたにできることは、まずは薄毛に対する疑問や原因を解消して、治療の方法を見つけること。医療機関で科学的根拠に基づいた治療方法を聞くことが第一歩になるのです。

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